運命を享受する

ここんところ受験生二人のことで週末は予定がいっぱいだったので、

あえて末っ子とたのしむ週末にしてみました。


仲良し親子と一緒に映画に♪

大人が観る映画(82年生まれ。キム・ジヨン)と子どもが観る映画(鬼滅の刃)の時間がベストだったのがイクスピアリの映画館でしたので、ディスニーの雰囲気も味わおう!といざ出発。イクスピアリでちょっと買い物&ランチした後に映画でした。 

子どもたちはプリクラもやりましたー。


映画についての感想。

『82年生まれ。キム・ジヨン』

この本についてどこかで前評判は聞いていました、が、全然内容を覚えていなかった。

けれどなにか興味を引かれるものがあったことだけは確か。


感想。

いやー、韓国って日本と同じ、もしくはそれ以上に男尊女卑・性差別・儒教的思想が非常に強いんだということがよーくわかりました。

能力があっても発揮できない、活かすことができない社会。

ほんとさ、女性社員だけがお茶とかコーヒーとか準備するのってやっぱり変だわ・・。

アメリカとかだったら考えられないよね。

それに日本よりはっきり表現する文化なのか、

人前でその人の悪口とかあんなにはっきり言うかねー、とも思った。ママ虫とかってどういう言葉よ!って。(ぜひ見て下さい。腹立つから。)

韓国にも嫁姑の問題ってあるんだー、アジア圏ではよくある嫁は使えるだけ使えという感じとか。


同情するにあまりある主役(キム・ジヨン。ちなみにこの名前が82年生まれに多くいるのでこのタイトルらいいです。)ですが、旦那さんがめっちゃやさしくてイケメンかつイクメン。

このスペックの旦那さんだったらあそこまで産後うつにはならんだろー、と一人ツッコミ。

めっちゃいい人じゃん、旦那。どんな状況でも妻のことを愛しているし!

この旦那が全然妻に対して思いやりもなく、家事育児を手伝わないタイプだったら産後うつになるのはわかるけど、ここまでやってくれるんだったら・・って思ったのはわたしだけじゃない。映画にするくらいだったらダメダメ夫でどうしようもない夫が妻のうつをどうにかしたくてイクメンになる!という方が現実味があると思った。

それに働いていないけど保育園に預けてるみたいだったから韓国の保育園事情もどういうものなのか知りたくなった。子どもを預けてられてるし、まだ子ども1人だしね。。これで子ども2人(乳児と幼児)とかいる設定だったらさらに同情率が上がり感情移入できたかと思うけど。

でも韓国もイクメンが増えてるってことねー。

あと韓国って洗濯機はベランダに置くんだ、玄関の鍵がコード入力で便利そうとか(日本にもあるけどね)、料理にはやっぱり唐辛子よく使うのねとか、韓国ライフもちょいちょい気になりました。


いろいろ考えさせられる映画ではありましたが、なんせわたし朝から頭痛がひどくて上映中はさらに気持ちが悪くなって吐きそうでした・・。こんな具合悪いのめずらしいんだけど、

ほんとつらかったー。途中猛烈な睡魔に襲われて、字幕を見ないと全く分からないからもうまぶたを指で持ち上げたり頬をつねったりしながらがんばりました。

この具合の悪さは、2~3日続けてなんとなくポリポリダラダラとお菓子を食べたくなって、

家にあったチョコフレークをまあまあの量食べていたからだと思うんです。

ファットバーニング(脂肪燃焼)の身体になっていて糖質をあまり入れてなかったところに、急激に大量の糖分を入れた反動のようです。

これには大反省・・この日は夜までずっと頭痛が直らずに夜7時にはベッドに入りそのままこんこんと朝まで眠り続けました(翌朝直った)

もう急に糖分はたくさん絶対入れない・・固く誓ったわたしです。人体実験終わり。


女性の社会進出と家庭との両立ってほんとなにが答えかはわからないよね。

劇中にも出て来たけど家庭を顧みずガンガン出世した女上司がしあわせだったかどうかと思うと微妙だし。

でもそれくらいやらないと女性の出世ってつかみとれないし。

反面家のこと子育てはアウトソーシングせざる得ないし。

どっちもうまくやるのはむずかしいのか・・これは永遠の命題です。

が、近いうちにこういうこともきっと解決していけるのでは、と思っています。

リモートワークが普通になる社会が突然今年起こったことにより、

これはいい兆しではないかと思います。

そういう意味ではコロナに感謝。

女性は結婚や出産子育ての間を通して緩急をつけながら仕事もうまく続ける。

男性はもっと家事育児に主体的になる。(手伝うじゃなくて自分がやる!と思ってほしい)

会社・社会は男女で差をつけない本当の平等の世の中に。


なんて言葉にすると簡単なことだけど、それができないからずーっと女性たちが困ってるんだよね。


子育てするときの自分と仕事しているときの自分の部分ってあまりに違うから、

それを器用にバランスとるのが難しいとも思う。

むずかしいよね、答えは簡単には出ない。


だけれども、


女性しか子どもが産めないということに神様がしたのには意図があるんだと思う。

そして子どもを産むことで価値観の大変革が起こりやすく、

それを受け入れて生きることができるのも女性特有の柔らかさだとも思う。


その運命を享受しながら女性はステージアップしていけるというのは

間違いのない事実だとわたしは思っています。


うーん、まとまらずでしたが素直な感想です。






この時期は夕陽がめっちゃきれいでいつも癒されています。

しなやかにすこやかに

藤城敦子のページにようこそ 女性は年齢とともに進化していける 主婦だとしても、 お母さんだとしても、 自分の望みを叶えていく それがささいなことでも、大きなことでも、自分が願うことに忠実に生きる 自分に100%忠実に生きる名もなき一介の主婦の日記です 日常の当たり前のことにステージアップのタネが隠されています

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