これはネコ好きのための映画でなく、ネコが好きでない人も堪能できる映画です

飯田橋、ギンレイホール
はじめて行った
いまどき珍しい二本立てが観られる映画館
1500円
館内から出てはいけない制約あり
食べ物持ち込み可らしく(2本観たら長時間だしね)、みんな幕の内弁当とか助六とか食べている


麻雀に行ったわけではないです(汗)

中高年のオアシス!!なスペース
年間1万円のパスポート買えば見放題だし
シネコンとは一線を画すコアな映画やってるし

映画は『ボブという名のネコ』

ドラッグジャンキーでホームレスの主人公
生きる目的もなく、どんどんみじめになる生活
そんなやぶれかぶれな彼(この映画は実話です)

ひょんなことからノラ猫と一緒に暮らし始めて、ケガをしたネコのために来週の食費を病院代に払ったり、自分のことと同じくらいネコの存在が彼の中で大きくなる

ネコと一緒にストリートミュージシャンとして人気者になっていく
 
だからはいはい、ハッピーエンドでない
うまくいきかけた人生にいろいろ試練は訪れる
そんな中で、彼はネコのために生きた
ネコの存在があったからがんばれた

これ、かなりスピリチュアル映画です
この現代のなにげない生活をしている庶民の中にスピリチュアルはあるんだなと実感

主人公は先に差し出したから与えられた
自分が食べることよりケガをしたネコのためにのこりわずかな全財産を使った
それから彼の生活は好転していった
彼の中で生きる目的、生きるための炎が燃え始めた

それを消そうとする人たち、悪友、仲間からの嫉妬、これは人生のおためしが来たんだよね
「お前は本気か?と」

ネコがいなくなって自暴自棄になったときも、いろいろおためし案件が来るけれど、彼の中で明るい方に足を踏み出したとき、彼の中でエネルギーシフトが起こったと思う
そしたらネコ帰って来たし!

お父さんと和解するシーンはとてもよかった
『グッドウィルハンティング』の「You were not
wrong.」のセリフを思い出した

あのネコと主人公は完全にスピリチュアルなつながりあるね
ネコは救いの天使だった
現実的にはただのネコだけど、救いの天使って多分わかりやすい姿では現れないんだろうなと思う
後になってしか「あれは救いの天使だった」とわからないと思う
だかは救いの天使なんだよね

イギリスではネコを肩に乗せてバス乗ったりスーパー行っていいんだ?!とか、映画演出的に動物虐待にならないように見せ方工夫したなぁとか、イギリスの、ロンドンの、なのかもしれないけれど階級社会の根強さもはしばしに感じた

とにもかくにも主人公が最後ミュージシャンになってはいハッピー!みたいな顛末でなくてほんとよかった

主人公はああなるために、ネコと出会い、ドラッグジャンキーになった前振りがあったんだろうな

つらつら並べましたが、観てないと意味わかんなくてごめんなさい

しかしよい映画でした
オススメです

演じているネコちゃん、実在のボブ本人だと後で知りより感動が広がった
前世俳優かも

しなやかにすこやかに

藤城敦子のページにようこそ 女性は年齢とともに進化していける 主婦だとしても、 お母さんだとしても、 自分の望みを叶えていく それがささいなことでも、大きなことでも、自分が願うことに忠実に生きる 自分に100%忠実に生きる名もなき一介の主婦の日記です 日常の当たり前のことにステージアップのタネが隠されています

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