こんな夜があったことを胸に強く生きろ

毎年クリスマスイブにはなにかしらごちそうとなるディナーを用意してきたけれど、

今年ほどたのしめた年はないと、宴の片付けをしながら思ったのです

子どもがいる暮らしだとクリスマスは一大イベントです
部屋を飾り、チキンやケーキ用意して、プレゼント用意して・・
それはたのしいものだろうと思うのですが、
いままでは気持ちだけ高ぶって実際は理想とかけ離れていました

なんか料理を作るだけで精いっぱい、
だけれども通常の生活もあるわけで、
洗たく片づけたり、子どもをお風呂入れたり、歯を磨いたり、布団を敷いたり
いつもいっぱいいっぱいなのに、そこにプラスのタスクとして『ごちそう作り』『特別感』を演出せねばらなぬ、ということです

チキンなりなんなり用意してもそれをきれいに盛りつけてテーブルコーディネートするなんてやっぱり別次元でした
作っただけでゼーハーゼーハーしちゃって、

最後はやっつけ仕事的な、

子どもたちも夫も待ちきれなくて飾り付けとかどうでもいいから食べるよ、という感じで

そこで母は「はぁぁぁぁ」と、せっかくオードブルはおしゃれに小皿に盛りつけてとか、テーブルにはクロスを引いてお花でも飾りたいと思っていたことがすべて無理、中途半端だとわかった瞬間にがっくし来たりするわけです


ところが、今年はなにかが違った
段取りはいろいろたいへんだけれども、全体的にスムーズに事が運ぶ
事前に料理は作るものを考えて書き出し、

全部がんばらなくてはならないメニューにしなくて市販品もうまく使って
買い出しは当日でなく前日までに終わらせ、

テーブルコーディネートしてから料理に取り掛かったからかしら


コーディネートしたテーブル



これで盛り付けしやすくなったし、

料理を作る手順がガンガン湧いてきてよかった

ある意味イメトレ

この2年ほど自宅での講座のときにランチを提供するようになり、

何度もだれかをもてなすお料理というものを作り続けてきて、

そこでの修行の日々がわたしを成長させてくれたからでしょうか


あと子どもたちがずいぶん成長したから手がかからなくなった、

むしろ戦力になるとわかったからでしょうか


有力戦力者の末っ子

長男もジャガイモを必要以上にマッシュしてくれました

長女は部活



お手伝いだいすきで、なんでも喜んでやってくれます


そして出来上がった料理たち!




ふうっ


別角度から
お座席から


メニューのご紹介


・ルクルーゼで作る簡単ローストビーフ(焼き汁でソース作成)

・鯛のカルパッチョ(柵を切って小葱とオイルとしょうゆで和えました)

・オニオンブロッサム(初めて作った。そしてカリッと揚げられなかった・・衣をすみずみまでつけるのがコツだとわかった日)

・スピニッチとレッドオニオンサラダ(おしゃれに言ってるだけだけど、サラダほうれんそうのことです。赤玉ねぎを酢漬けしておくのがポイント)

・パイ包みコーンスープ(パイシートを使うと楽でそして一気におもてなし感出ます)

・シュリンプカクテル(ソースはただのケチャップ、でも盛り付けで特別感出た)

・マッシュドポテト(スタンドグラスbyイケアに盛り、ピンクペッパーを散らすとおしゃれ)

・鹿肉ソーセージとチーズのせミニトースト(カルディなどで販売している一口サイズのパンにちょちょっと乗せるだけで前菜感すごい。ジビエソーセージおすそ分けしてくれたかよちゃんありがとう!今日食べたよ♪めちゃおいしかったよぉ)

・フルーツくし刺し(イオンのね、市販です(笑)こういうとこ楽する主義)

・パン2種(こういう日はちょっと高級パンを用意すればいいのよね)

・いちごのケーキ(スポンジは市販、生クリームデコレーションは末っ子がやりました。

いちごはていねいに乗せず、たくさん用意してばらばらと散らすと簡単。そしていちごが映えて案外美しくなる)

・赤ぶどうのスパークリングドリンク(シャンパングラスで飲んだのが、子どもたちはいたくうれしかったらしい。こういうグラスが出せる年ごろになりました)



このディナーのコツは、調理中どんどん洗い物をしていったことです
そうすることでいつもシンクは物がない♪

わたしの料理教室や家事講座でもお伝えしていますが、これほんとすごいポイントですので押さえてくださいませ

やってみるとわかります、その効果を
次から次へと料理を作っていっても、疲労感がない
作り終えたら調理場がきれいというのはどれほど爽快なことか


食事の時、BGMをと思ってBOSEのワイヤレススピーカーからYouTubeで検索したクリスマスソングをかけました

そしたらなんとなく「じゃあ順番に自分の好きな曲を選曲してかけよう」となってみんなおのおの自分の趣味の音楽をセレクト
それがまたたのしくて

わたしはSuchmos,夫は気志團とか斉藤和義、長女は今日から俺はの主題歌とかHoney Worksとか、長男は米津玄師に欅坂とか、末っ子はアニメ12才の主題歌とかHYなど
それぞれ面白いよね、趣味ちがって(笑)


そしてそれから黒ひげゲームとかモノポリーのゲームを

今年はなんかすべてがスムーズで、一瞬一瞬がたのしかったです
子どもたち、将来なんどもクリスマスイブを過ごすだろうけれど、

今夜のような夜があったことを糧に強く生きていけるのではないかと思いました

たとえ一人で過ごすクリスマスイブがあったとしても、

みんなが浮かれている中、仕事をしないといけないクリスマスイブだとしても、

きっと今夜のことを思い出したら、

自分にはこんなたのしいクリスマスイブを過ごした日があったのだという経験値が、

彼らをきっと強く生かすと思ったのでした


そのためならわたしは家族のために動ける

そのこと自体をたのしめる、と思ったのでした


宴のあと、延び延びになっていた年賀状の写真撮影をしました
ポーズは今年を代表する『か~もんべいび~』の動きで、

ルークも抱っこしてやらせるという至難の業
なんとかかんとか完了しました


年賀状届く方、おたのしみに♪

3キッズのキャップ&メガネショットでメリークリスマス


しなやかにすこやかに

藤城敦子のページにようこそ 女性は年齢とともに進化していける 主婦だとしても、 お母さんだとしても、 自分の望みを叶えていく それがささいなことでも、大きなことでも、自分が願うことに忠実に生きる 自分に100%忠実に生きる名もなき一介の主婦の日記です 日常の当たり前のことにステージアップのタネが隠されています

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